2014年8月26日火曜日

.Net Framework 4.5.2の新機能

未だに日本語のまとまった記事がないので「けしからん!」と思いまとめてみた。

原文:

1.ASP.Netの新しいメソッド

上2つの新しいメソッドが追加されました。PreSendRequestHeadersPreSendRequestContentに比べ、信頼性が高いとか何とか。


HostingEnvironment.QueueBackgroundWorkItemメソッドが追加。
小さなバック グラウンド作業項目をスケジュールできるようになって、ASP.NET これらのアイテムを追跡し、IIS が突然すべてのバック グラウンド作業項目が完了するまでにワーカー プロセスを終了ことを防げる。しかしこのメソッドは、ASP.NET マネージ アプリケーション ドメインの外部呼び出すことはできないみたい。
HttpResponse.HeadersWrittenHttpResponseBase.HeadersWrittenプロパティが追加。
応答ヘッダーが書き込まれたかどうかを示すブール値を返す。

2.Windows Formsは何度でも生き返る。

次のコントロールがDPIスケーリングに対応。矢印アイコンなどが適切な大きさに拡大される。
 これは、オプトイン機能で、有効にするためには、アプリケーション構成 (app.config) ファイルで、 EnableWindowsFormsHighDpiAutoResizing要素をtrueに設定する必要あり。

<appSettings>
   <add key="EnableWindowsFormsHighDpiAutoResizing" value="true" />
</appSettings>
 
こんな感じ。

3.Wolkflowの新しい機能

EnlistPromotableSinglePhaseメソッドを使用して (IPromotableSinglePhaseNotificationインターフェイス実装) リソース マネージャーは、新しいTransaction.PromoteAndEnlistDurableメソッドを使用することができる。が、以下の条件がある。
これは、同じアプリケーション ドメイン内で行うことができ、昇格を実行する MSDTC と対話する任意の余分なアンマネージ コードを必要としない。昇格可能参加リストによって実装されているIPromotableSinglePhaseNotification PromoteメソッドをSystem.Transactionsから呼び出しがある場合にのみ、新しいメソッドを呼び出せる。

4.開発者にはあまり影響しないかもしれない強化

プロファイリングの改善

デバッグの改善

5.イベント トレース変更

.NET Framework 4.5.2 大きな表面積のアウト プロセス、Windows のイベント トレースは ETW ベースのアクティビティのトレースを使用できます。これにより、個々 の要求およびクロス スレッド活動のコストを正確に追跡する軽量のツールを提供する高度なパワー マネージメント (APM) ベンダー。これらイベントは、ETW コント ローラー; それらを有効にする場合にのみしたがって、変更以前に作成した ETW コードまたは ETW を無効にすると実行されるコードには影響しません。

 ☆まとめ

英語は下手なので、誤った翻訳している可能性が大です。(Bingに頼(ry )
4.5.1に比べ変更点は少なく、騒がれにくい.Net 4.5.2ちゃんですが、ランタイムのインストールぐらいはしてあげてくださいなッて感じです。
Developer Packを入れてあげると、.Net 4.5.2の開発ができるようになります。
 リリースに伴い、.Net 4.5.1のサポート期限も 4.0 と同じ、2016年1月12日となりました!ご注意ください!

2014年8月22日金曜日

What’s new F#?–F# 3.1.2の新機能!

水曜日ぐらいに、F#3.1.2が公開されました。F# Team Blogに紹介されていたのをテキトーに日本語化&整理します。

1.Windows Phoneを含むポータブルライブラリ(アプリケーションではない)のサポート

  • Profile 78 (.NET Framework 4.5, Windows 8, Windows Phone Silverlight 8)
  • Profile 259 (.NET Framework 4.5, Silverlight 5, Windows 8, Windows Phone 8.1)
がサポートされました。
  • Profile 47 (.NET Framework 4.5, Silverlight 5, Windows 8)
  • Profile 7 (.NET Framework 4.5, Windows 8)
はもともとサポートされています。

2.FSIにおけるノンロックアセンブリ参照

参照を追加するとコンパイルできなかったdllもコンパイルできるようになります。この設定は、miscのプロパティからシャドウコピーアセンブリからせてい変更できます。(あまり理解していないですm(_ _)m)
 ↓bleifs tiftさんのコメントからわかりやすい解説を頂きました
fsiにdll参照を追加(#lで読み込ませる)してしまうと、そのdllをfsiが掴んでしまって、ビルドが出来なくなってしまっていました。

3.Azureプロジェクト・Webプロジェクトでパブリック公開することのサポート

もともと、メニューの項目はあったが、正常に作動していなかった模様。

4.F#スクリプトでの「*nix」と「#!」の相性の改善

#!が、Unixに合うようにもなったとか。まず、#!を使ったことがない自分であった。

5.高次元のスライスのサポート

F#では、Array等の多次元データ型をスライスすることが出来、開発者がGetSliceとSetSliceメソッドのオーバーロードを実装することにより、[..3]とか[4..5]などを使って、配列の中から値を取ることができるらしい。
以前のリリースでは、4つまでの制限だったが、制限がなくなった。

6.アクティブパターンケース識別子にスペースを入れることができるように

そのまま
という、適応な感じでまとめました。さて、F#この先どうなるのでしょうかね。